ホテルに喫煙所は必要？設置ルールと導入事例を紹介！

禁煙化が進む近年、ホテル業界でも喫煙所設置のニーズは増加しています。喫煙する宿泊者にとって、ホテル館内でタバコを吸えることは、宿泊施設選びにおいて重要な要素の1つです。
そこで今回は、ホテルに喫煙所を設置する際のルールや導入事例について詳しく解説します！

目次

• ホテルで喫煙所を設置するべき3つの理由
  ・喫煙者のニーズに応え、満足度向上・リピーター獲得
  ・非喫煙者へ快適な環境を提供
  ・清掃コストの削減・トラブル防止
• ホテルでの喫煙所設置ルールとは
  ・喫煙所の設置基準
  ・ダクト工事不要！脱臭機能付き喫煙ブースとは
• おすすめ喫煙ブース「SMOKE POINT（スモークポイント）」
• ホテルでの喫煙所導入事例を紹介
  ・オークウッドプレミア東京様
• まとめ

ホテルで喫煙所を設置するべき3つの理由

2020年4月に改正健康増進法が施行され、ホテルなどの宿泊施設は原則屋内禁煙となりました。
しかし、宿泊客の喫煙についての考えやニーズは様々なものがあります。ホテルでは、喫煙者・非喫煙者それぞれのニーズに応えることが必要になり、それがサービス向上の一環となります。
ホテルに喫煙所を設置するべき理由には、主に次のような点が挙げられます。

 

喫煙者のニーズに応え、満足度向上・リピーター獲得

全館禁煙になっている場合、喫煙できる場所を探してそこまで足を運ぶ必要がありますが、大きなストレスになるでしょう。
喫煙者にとって、ホテル内で快適に喫煙できる場所があることは重要です。特に、長期滞在やビジネス利用の場合、リラックスできる場所を提供することで満足度が向上します。喫煙所があるホテルは、喫煙者からの評価が高まり、リピート客を獲得する可能性も高まります。

非喫煙者へ快適な環境を提供

禁煙化が進む近年、タバコの煙やニオイを気にされる方は多いです。妊婦や小さいお子様が宿泊される施設であれば、健康被害にまつわるトラブルに繋がる可能性もあります。
喫煙所を設けて喫煙・禁煙エリアを明確に分けることは、非喫煙者への配慮にもなります。ホテル内に喫煙所を設置することは、非喫煙者も含む全ての宿泊客が快適に過ごせる環境を提供することになるのです。

清掃コスト削減・トラブル防止

禁煙のルールが守られず、エントランスや客室内などで喫煙が発生すると、他の宿泊客に不快な思いをさせることや、客室の清掃コストが増加することがあります。喫煙所の設置により、このようなトラブルを防ぎ、清掃コストを削減することができます。

ホテルでの喫煙所設置ルールとは

ホテルや旅館などの宿泊施設は、客室を除き屋内禁煙が義務付けられています。
ホテル館内で喫煙するためには、喫煙所を設置しなければなりません。ただ、喫煙所であれば何でもいいというわけではなく、国の基準を満たした喫煙所である必要があります。

喫煙所の設置基準

具体的に以下の基準を満たしている必要があります。

基準①喫煙室入口において室外から室内に流入する空気の気流が0.2m／秒以上であること

基準②たばこの煙が喫煙室外に流出しないように壁・天井などによって区画されていること

基準③たばこの煙が屋外に排気されていること

 

 

【point！】「基準③たばこの煙が屋外に排気されていること」を満たすためには、ダクト工事が必要になります。
しかし、簡単に工事ができない施設やダクト工事中の休業が難しいホテルもあり、ハードルが高いです。
そういったホテルには、ダクト工事不要な「脱煙機能付き喫煙ブース」の設置をお勧めします。

 

ダクト工事不要！脱臭機能付き喫煙ブースとは

屋外排気が難しい施設や建物の場合、「脱煙機能付き喫煙ブース」の設置が認められています。
しかし「脱煙機能付き喫煙ブース」も改正健康増進法で定めている基準を満たしていなければいけません。「脱煙機能付き喫煙ブース」の技術的基準は以下の通りです。

基準①喫煙室入口において室外から室内に流入する空気の気流が0.2m／秒以上であること

基準②総揮発性有機化合物（TVOC）の除去率が95%以上であること

基準③室外に排出される空気における浮遊粉塵の量が0.015mg ／㎥以下であること

 

おすすめ喫煙ブース「SMOKE POINT（スモークポイント）」

Fujitakaでは、国の技術的基準を満たした喫煙ブース「SMOKE POINT（スモークポイント）」を取り扱っており、ホテルや旅館などの宿泊施設でも多数導入いただいています。

スモークポイントの特徴は以下の通りです。

・ホテルや旅館の雰囲気を崩さないオシャレなデザイン
・屋外排気不要のためダクト工事せずに設置できる
・サイズのラインナップが豊富で施設に合ったものを選べる
・機能性が優れておりニオイが漏れない
・メンテナンスプランがあるため清掃コストを削減できる

ホテルでのスモークポイント導入事例を紹介

オークウッドプレミア東京 様

喫煙したい宿泊者様にホテルから離れた公共の喫煙所を案内しなければならなかったことや消臭作業に課題を感じていたオークウッドプレミア東京様。ホテルの雰囲気を壊さず導入していただくことができ、課題も解決されました。

オークウッドプレミア東京様のインタビューやその他導入事例はこちらからご覧いただけます。
喫煙所導入を検討されている方は、他の施設様がどのように喫煙所を導入し活用されているのか、ぜひ参考にご覧ください！

 

まとめ

いかがでしたか？
今回は「ホテルにおける喫煙所設置ルールと導入事例」をご紹介しました。
ホテルに喫煙所を設置することは、喫煙者と非喫煙者のニーズをバランスよく満たし、快適な滞在環境を提供することができます。設置ルールを守り、効果的に運用することで、トラブル防止や宿泊客の満足度向上に繋がるでしょう。

ご紹介したスモークポイントは、厚生労働省の「職場における受動喫煙防止対策のガイドライン」を満たしており、多くの宿泊施設で導入されています。喫煙所ブースの設置をお考えの方は、Fujitakaへお気軽にご相談ください。